フリーランスエンジニアにとって、名刺は仕事を生み出してくれるかけがえのない存在です。

自身が収集した名刺を活用して、連絡を取って仕事を受注するケースもありますし、自身が配った名刺がきっかけで仕事が舞い込んでくるケースもあります。
どちらのケースも決して珍しい事例ではなく、日々、ビジネスの現場で名刺をきっかけとした仕事の受発注が繰り広げられています。

しかしそうはいっても、フリーランスに名刺は不要と思っている人もいるでしょう。
場合によっては人と合う機会があまりなく、名刺がなくても仕事ができる人がいるのは事実です。

しかしフリーランスは企業に属している人と比べて、企業の看板が無い分、後ろ盾が全く無い状態でビジネスを行っていかなければなりません。
特に初対面の人は自身の個性やスキル、経験を知らない人なので、尚更です。
その様な状況の中、名刺は自分自身を上手くアピールするのに活用できます。

実際、名刺の肩書を書く欄に自身が得意とする領域やジャンルなどを記載する事で、さりげなく名刺上で自己PRをしている人もいます。
やはりそういった内容が書かれていると、仕事を依頼しやすいです。

フリーランスの中でも、デザインを中心に仕事をしている人であれば、名刺上でも自身のデザイン力やセンスを訴求する事ができる様に名刺のデザインやコピーライティングに力を注いでいる人も少なくありません。
この場合、自分で作ることになるため、すぐに名刺を補充できることもメリットです。
初めて名刺を自作するのであれば、仕事を得られる名刺の作り方を調べてみると良いでしょう。

同じ名刺交換でも味気の無い名刺を渡されるのと、個性豊かな名刺を渡されるのでは、受け取る側の印象は大きく異なります。
フリーランスは、日々が勝負なので企業に勤めているサラリーマン以上に、名刺交換からビジネスがスタートしていると心がけて、名刺作りにも力を注いでいく姿勢が大切です。